若年性歯周病
歯周病とは
歯周病の分類
歯周病は歯の周りに起こる、歯ぐきと歯を支える骨の病気です。
歯周病は歯周疾患とも呼ばれ、歯肉、セメント質、歯根膜、および歯槽骨よりなる歯周組織に起こりうる全ての疾患をいいます。
一般的に歯ぐきの病気を歯肉炎、さらに進行して歯を支える骨を冒す病気を歯周炎と呼んでいます。
大まかに分けると歯肉炎、歯周炎、咬合性外傷があります。
歯周炎はさらに細かく分けられるので、以下に示します。
1.慢性歯周炎

慢性の炎症性破壊が歯肉から深部にまで波及したもので、歯周ポケットを形成している。
さらに、歯周組織の破壊程度によって、次の3段階に分類されます。

A.軽度歯周炎

B.中等度歯周炎

C.重度歯周炎

※下記歯周病の症状を参照下さい。
1.浸襲性歯周炎

急速な歯周組織破壊と家族性に認められることを特徴とする。
10代から30代で発症する事が多く見られることも特徴のひとつです。

A.若年性歯周炎  詳しくはこちら
 10歳代に発症し、急速な組織破壊が見られ、家族性に認められる歯周炎です。

B.急速進行性歯周炎
 20歳代前半から30歳代半ばの若年成人層に発症する歯周炎です。
 短期間に歯周組織破壊が進むのが特徴です。

歯周病の原因
歯に付着したプラーク(歯垢)と歯石によるものが一般的です。
口腔内には様々な細菌が存在しています。プラークは細菌そのもので、その細菌が歯ぐきや歯を支える骨に対し悪さをするため、出血や骨の吸収等の症状を引き起こしていきます。

食習慣の欧米化や現代社会で生活する上で発生するストレスの増加等も原因の一つと言われています。

また、現在の生活習慣病の代表格、糖尿病との因果関係も明らかになりつつあります。
日本歯周病学会は日本糖尿病学会、日本腎臓学会、日本糖尿病眼学会と協力して現在様々な研究を進めています。


歯周病の症状
歯肉炎
付着したプラークにより歯肉に炎症が起こります。
歯ぐきの腫れ、歯みがき時の軽い出血はこの頃の症状と言えます。
この時期の状態であれば、治療で完治することがほとんどです。

初期の歯周炎
歯肉炎の状態を放置しておくと、歯を支える骨に対し影響を与え始めます。歯のぐらつきはまだ見られませんが、歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)の隙間が深くなってきます。
口臭も気になるようになります。

進んだ歯周炎
ここまで来ると歯を支える骨をかなり冒してきます。そのため、歯のぐらつきがはっきりわかるようになってきます。
歯ぐきの腫れも目立つようになり、自然と出血することもあります。
個人差はありますが、口臭はかなり出てきます。

重度の歯周炎
歯周病の末期症状とも言えるのがこの状態です。
歯周ポケットの奥深くまで細菌が侵入してくると歯ぐきの強い炎症や骨の破壊が起こります。
治療によって症状を改善させる事は可能ですが歯を支える骨はほとんど無くなってしまっているため、抜歯するケースがとても多くなります。
そのためにも重度にならないように早めの治療を心掛けましょう。

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